松葉ガニおせち
山陰の各漁港で水揚げされる松葉ガニには、競り前に細かく選別された上、プラスティックのブランドタグが付けられますが、港によってはランクが低い蟹にも同じタグが付けられているのが現実です。琴引グループ直営の魚屋「丹後ひもの屋」ではシーズン一万杯以上の松葉蟹と向き合う中でタグに捉われる事なく鮮度をはじめ、身詰まり、重量、甲羅の硬さ、腹部の張りや色つや… 長年、培った目利き人の経験と顔見知りの漁師や仲買人からの情報をもとに、上質な松葉蟹のみ、仕入れております。
ズワイガニのメス「セコガニ」が水揚げされるのは、蟹漁解禁から僅か二か月間程で年々、漁獲量も減る中、希少な物になりつつあります。味噌と卵、特に内子の濃厚な旨味は食通をも唸らせる珍味中の珍味で大変、人気があるのですが小ぶりな為、地元の人々でも食べるのに多少、手こずります。「松葉がにおせち」では当店の職人が一匹ずつ身、内子、外子、カニ味噌を取り出して食べやすいように甲羅に詰め込み、この独特な美味しさを手軽に楽しんでいただけます。
琴引グループは京丹後網野に「レイクサイド琴引」、 久美浜に「澄海」、大阪梅田に「ダイニング琴引」を運営しております。すべての店舗における料理を統括する総料理長が監修した「彩重箱」は福春を迎えるにふさわしい一品、一品。 高級食材をふんだんに使い、京料理を基本にこだわりの詰まった「弐の重」は蓋を開けた瞬間から五感で楽しんでいただけるように、華やかな彩りで新しい年のはじまりを演出いたします。